【水の勉強会】あの有名な炭酸水の中身は水道水だった?【健康セミナー】オール浄水・セントラル浄水器

こんにちは。
全館浄水システム「最上清流」の江﨑です。
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▼あの有名な炭酸水の中身は水道水?

最近、SNSなどで目にする

謎の健康セミナーの切り抜き動画。

「あの有名な炭酸水の中身、ただの水道水です!」

とドヤる男性。

この人、ペットボトルの硝酸態窒素のパックテストで煽ってた人と同じ人じゃん。。。

よっぽどペットボトルが憎いのでしょうか。

ペットボトルにトラウマでもあるのかもしれませんね。

この動画を見て

「えぇ?ただの水道水を詰めただけなの?」

「騙されてた!」

「ただの水道水ならぼったくりじゃん!」

と驚いた方もいるかもしれません。

全然そんな事ないのです。

この話には、大きな勘違いを誘う部分が2か所かくれているので

分かりやすくひも解いていこうと思います。

▼炭酸水って何?

そもそも炭酸水とは?

スーパーやコンビニで見かける炭酸水は、法律上「清涼飲料水」に分類されます。
水に二酸化炭素を溶かしたシュワシュワの飲料ですが、製造工程や品質管理は食品としてしっかりとルール化されています。

▼清涼飲料水の「水」の表示ルール

ここが今回の一番誤解されやすい(視聴者の誤解を狙った?)ポイントです。

清涼飲料水の原材料名には「水」と表示されている製品が多いのですが、これには理由があります。

日本の食品表示基準では、使用する水の種類を細かく区別して記載する義務はありません。水道水、井戸水、湧水、鉱水、温泉水など、いろんな水源をまとめて「水」と書けるルールになっています。つまり、ラベルに「水」とだけ書いてあったから、それは「水道水だ!」とは断定できません。

 

「見極め方があるんです!」

と動画内で謎の先生が自信満々で言っているけど

ちょっと大げさな言い方です。

 

そして動画内では

「メーカーに確認したら“選びぬいた水道水です”と答えた」なんて言っていますが、メーカーのホームページでは「複数の工場で製造しています。どの工場で製造した商品も同じ品質となるように、また、安心・安全、おいしさのために、微細な膜で念入りにろ過し、一定範囲内のミネラル分に調整した磨き抜かれた水を使用しています。」と書かれています。

▼「水道水」と書いていないのはなぜ?

「水道水ならちゃんと書けよ!」と思うかもしれませんが、食品表示基準では以下のように決まっています。

・水道水も「水」と表示してOK

・詳細な水源表示は義務ではない

これは不正を隠すためではなく、「安全基準をクリアした水」であれば、どの水源でも使えることを前提にした制度です。メーカーや商品によっては、「〇〇工場では地下水を水源としている」「〇〇工場では水道水を水源としている」といった具合いに、水源を複数持っていたり、状況に応じて水源を変える場合にも対応できる仕組みです。

※ちなみに、清涼飲料水の中のミネラルウォーター類(ナチュラルウォーター、ナチュラルミネラルウォーター、ミネラルウォーター、ボトルドウォーター)は、食品表示基準において、その特性上、以下の詳細な情報を表示することが義務付けられています。

・品名: 例:ナチュラルミネラルウォーター

・原材料名: 「水」に加えて、水源の種類(例:鉱水、湧水など)を併記。

・採水地: 例:○○県○○市

それでは、「安全基準をクリアした水」とは何でしょう?

 

▼実際に使われる水の安全性

清涼飲料水を製造する際の原材料には

「飲用に適した水」を使うことが法律で決められています。


「飲用に適した水」というのは、水道法で定められた水質基準を満たした安全な水のことです。

すなわち「水道水」は安全基準そのものなのです。

井戸水や天然水、湧水や温泉水などを原水として使う事もできますが、「水道水レベルの安全基準をクリアーしていたら使って良いよ」というルールなのです。

そして製造時には以下のような工程が行われます。

・ろ過

・殺菌(加熱やUVなど)

・炭酸ガスの注入

・無菌充填

仮に水道水を使う場合でも、蛇口からそのままボトルに詰めているわけではありません。当たり前の事ですが、炭酸水から塩素の臭いはしません。一時期話題になった、『某アメリカ発祥の倉庫型スーパーの水が水道水だった!』というのも、原水に水道水を使っていたというだけ。水道水をそのままボトリングしているわけではありません。
どのメーカーさんも、品質を一定に保つために、徹底した管理が行われています。

【余談】

『ペットボトルの水は水道水より基準が緩いから危険!』なんていう話も耳にしますが、あれも大げさな表現です。

水道水の水質基準は水道法で定められた51項目。ミネラルウォーターは食品衛生法で定められた44項目の検査だから危ない!なんて無茶苦茶な事を言う人もいますが、だいたいはペットボトルを悪く言って浄水器を売りたい業者さんの営業トークです。完成品の検査基準は44項目ですが、そもそも原料の水自体は水道法で定められた「飲用適の水」なのです。

▼水道水を使う事は「悪いこと」なのか?

「水道水なんて安上がりじゃん!」と感じる方もいるかもしれません。でも、実は日本の水道水は世界的に見てもトップレベルの安全基準を誇ります。

・24時間供給管理されている。

・水源から浄水場、家庭まで厳しい水質管理。

こうした水を原料にすることは、安定した品質と安全性を確保する合理的な方法です。日本の飲料メーカーが水道水を使うのは「コストカット」ではなく、「安全で安定供給ができる」という強みでもあるのです。

▼まとめ

・原材料に「水」と記載されていたら「中身は水道水」というのはウソ。

・清涼飲料水の原材料で使用できる水は水道法の水質基準をクリアしている水。

・原料に水道水を使用していても、水道水をそのままボトリングしているわけではない。

「有名な炭酸水は水道水だった!」という動画は、センセーショナルな言葉で不安を煽りがちです。
でも、実際には安全な水を使い、しっかり管理された製造工程を経て、私たちの手元に届いています。

ラベルに「水」と書いてあるのは、食品表示基準に基づいた正しいルールです。
水道水を含むいろいろな水源を使える仕組みだからこそ、安定して高品質な炭酸水を届けられるのです。

安心して、自分好みの炭酸水を選んで楽しみましょう!

そして、謎の人々が行っている「健康セミナー」や「お水の勉強会」などでは、自社製品を売りたい業者さんが都合の良いウソを拡散しているだけというケースも少なくありません。

 

しっかりとした知識で、見極めましょう。

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